はじめに
### 海の"声"を聴く新技術？AI×音響データが拓く、未来の海洋調査が面白そう！
現状と課題
僕たちの会社が目指している「海洋DX」って、言葉だけ聞くとちょっと難しく感じるかもしれないですけど、要は「テクノロジーの力で、海の世界をもっと豊かに、もっと持続可能にしていこうよ！」っていう、すごくシンプルでワクワクする挑戦なんですよね。水中ドローンで今まで見えなかった場所を可視化したり、AIで漁業の効率を上げたり。日本の大切な海洋産業が抱える人手不足や環境問題みたいな課題に、真正面から向き合っていく。その姿勢が僕はすごく好きで、日々新しい発見があって面白いです。最近、社内の先輩たちの話を聞いていて、その中でも特に「これはヤバい未来が来るぞ…！」って個人的に興奮しているのが、「水中音響データ」とAIを組み合わせた取り組みなんです。
解決策とアプローチ
今まで、魚群探知機から得られる情報って、最終的には船の上にいる漁師さんの「経験」と「勘」で判断されることが多かったと思うんです。「この反応は、たぶんアジの群れだな」とか、「今日の潮の流れだと、こっちにいるはずだ」みたいな。それって本当にすごい職人技で、尊敬しかないんですけど、後継者不足が深刻な今、その技術をどうやって未来に残していくかが大きな課題なんですよね。そこで登場するのがAIなんです。魚探やソナーが発する音波の反響データって、実はものすごい情報量を含んでるらしくて。その複雑なパターンをAIに学習させると、なんと魚の種類や大きさ、さらには群れの密度までを高精度で識別できるようになるかもしれないって話なんです。これって、まるでAIが海の"声"を僕たちに翻訳してくれるようなものじゃないですか？ベテラン漁師さんの頭の中にある「暗黙知」を、データという「形式知」に変えて、誰もが活用できる形にする。そんな可能性を秘めてるって考えただけで、ちょっと鳥肌が立ちます。
今後の展望
この技術、単に魚を獲るためだけじゃないのが、また面白いところなんです。例えば、Webで調べてみたら、海洋研究開発機構（JAMSTEC）さんとかが、音響技術を使って海底地形や地質構造を調査したり、深海の生物の生態を研究したりしているんですよね。音を使えば、広大な海の中を効率的に、そして生き物に余計なストレスを与えずに調査できる。僕たちのやろうとしているAI解析がもっと進化すれば、特定の魚の産卵場所や回遊ルートをピンポイントで特定して、保護区の設定に役立てたり、クジラやイルカの鳴き声を解析して、彼らのコミュニケーションや生態の謎に迫ったり…なんてことも夢じゃないかもしれません。実際に海外では、音響データから違法な密漁船のスクリュー音を検知するシステムなんていうのも研究されているみたいで、応用範囲が本当に広い。漁業の効率化はもちろん、海の環境を守り、豊かな生態系を未来に残していくための、めちゃくちゃ強力なツールになると思うんです。
もちろん、まだまだ技術的なハードルはたくさんあると思います。膨大なデータを処理するための計算リソースも必要ですし、AIの精度を上げるには、質の高い教師データをひたすら集めないといけない。一朝一夕でできることじゃないのは、僕も分かっています。でも、この「海の"声"を聴く」というアプローチは、僕たちが海とどう付き合っていくかを根本的に変えるポテンシャルがあるんじゃないかなって、本気で信じてるんですよね。テクノロジーを使って、自然への理解を深めていく。そうすることで、必要な資源は効率的にいただきつつ、守るべきものはしっかりと守るっていう、新しい関係性が築けるはず。僕も、このワクワクするような未来の実現に少しでも貢献できるよう、もっともっと勉強していきたいなと、改めて思いました。