レアアース泥 (Rare Earth Mud)

カテゴリ: エネルギー・資源 (Energy & Resources)
レアアース泥 (Rare Earth Mud)

レアアース泥(レアアースデイ)は、深海の海底に存在する、レアアース(希土類元素)を高濃度に含む泥のことです。2011年に東京大学の加藤泰浩教授らのチームによって太平洋で発見されました。

戦略的重要性

レアアースは、電気自動車(EV)のモーター、風力発電の磁石、スマートフォンの電子部品などに不可欠な「産業のビタミン」です。現在、世界の供給の大半を中国が占めていますが、南鳥島周辺の日本のEEZ(排他的経済水域)内に、世界需要の数百年分に相当する莫大な量のレアアース泥が存在することが判明しました。

開発の現状

水深5,000mを超える深海からの揚泥技術(エアリフト方式など)の実証実験が進められています。選鉱・製錬プロセスの確立と合わせ、経済合理性のある商業生産の開始が待たれています。