藻場 (Seagrass Beds)
カテゴリ: ブルーカーボン (Blue Carbon)

藻場(もば)とは、海草(うみくさ:アマモなど種子植物)や海藻(かいそう:コンブ、ワカメなど)が沿岸域の海底で密生している場所のことです。「海のゆりかご」とも呼ばれ、魚類の産卵場所や稚魚の隠れ家として極めて重要な役割を果たしています。
種類と役割
- アマモ場: 砂泥底に広がり、水質浄化作用が高い。ブルーカーボンとして特に重要視される。
- ガラモ場: ホンダワラ類が茂る場所。魚の隠れ家や産卵場となる。
- アラメ・カジメ場: アワビやサザエなどの重要な餌場となる海中林。
- コンブ場: 北方の冷たい海に形成され、高い生産力を誇る。
減少の危機と再生
埋め立てや水質汚濁、海水温上昇による「磯焼け」などにより、日本の藻場は過去数十年で大幅に減少しました。現在は、人工魚礁の設置やスポアバッグ(胞子の袋)の投入、ウニの除去などによる藻場再生事業が全国で進められています。